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Newsマーク ヨガで最も難しいポーズの話。

2019.04.07

 

こんにちは

「横浜の端っこでヨガとランニングを学べるスタジオ」

Sukhai YOGA ‐スカイヨガ‐です。

 

 

桜の見ごろが長く続いていますね。

 

あなたは今年、何度お花見しましたか^^?

スタジオ隣の公園で毎年こんな見事な桜に出会えます^^

 

淡いピンクの小さな花なのに、

ハッと目を引き うっとりと眺めたくなる華やかさ。

 

本当に日本って素敵だなぁと

この季節が来るたびに気づかされます。

 

桜を眺めながら

ぽかぽか陽気に包まれてついウトウト、

なんていうのも気持ちがいいものですが

 

 

新生活スタートのタイミングで

新元号スタートのタイミングで

 

何かを始めたい!なんて気持ちを

「眠いからいいや」であきらめたくない。

 

 

そんなあなたを応援すべく

眠気のスイッチをうまく切り替えるために

そのしくみについて考えてみたいと思います。

 

 

春って、眠い??!

 

春って、眠いよね?!

 

クラスの前、生徒さんが叫んでいたっけ(笑)。

 

確かに、ですよね。

 

ではその原因を追ってみましょうか。

 

 

眠気のスイッチになる神経のはたらき

眠い、眠くない、は

あなたの身体の自律神経が決めてます。

 

ざーっくり説明しますと

 

自律神経系:体内をコントロールして調子をととのえる神経。
・・・・・・・真逆のはたらきをする2つに分類されます。

交感神経  →  日中の活動がしやすいようにシャキッとさせる役割。
・・・・・・・血液は主に関節を動かす筋肉で使われる。

副交感神経→身体を休めるためにリラックスさせる役割。
・・・・・・・血液は主に消化活動をする内臓で使われる。

 

こんな感じです。

 

ウトウトしちゃう時は副交感神経が優位、

ということがわかりますね。

 

寒さが緩むとカラダも緩む

硬く身を縮めて

筋肉のはたらきで寒さを守っていたあなたのカラダ。

 

春の陽気にそれを一気に緩めます。

筋肉のリラックス = 副交感神経

というわけで

春って眠い、の仕組みが完成するわけです。

 

あなたのカラダはとっても賢い

自律神経系は素晴らしいことに

私たちが働きかけなくても仕事をしてくれます。

 

寒い時は鳥肌を立てて体温を閉じ込めたり、

暑い時は汗をかいてクールダウンさせたり。

 

(人間のカラダ、すごすぎます。)

 

汗を止めようと思えば思うほど出てきたりするように、

一般的に自律神経のはたらきは

自分じゃコントロールできない分野と考えられています。

 

加えて自律神経は

気候や環境などのストレスもつぶさに感じとるため

季節の変わり目など

意識化にない変調(揺らぎ)を起こすことがあります。

 

 

それが「原因不明の不調」といわれたりもしますが、

私たちが気づかないくらい微細な出来事に

忠実に順応しようとした結果のように感じます。

 

あなたのカラダは本当に賢くていい子です。

 

 

手っ取り早く眠気を何とかするには

 

眠い時に寝られたら最高ですが

そうもいかない場合も多いですね。

 

仕事においても

新年度は決め事のための会議も多いでしょうし。

 

 

どうしても寝ちゃダメな時。

 

自律神経のスイッチ切り替えに使えるのは

ズバリ、筋肉です。

 

 

筋肉も大きく2つに分類されます。

 

随意筋:意識的に動かすことのできる筋肉
・・・・(手足を動かす筋肉など)

不随意筋:意識下で動かすことのできない筋肉
・・・・(心筋、内臓など)

 

 

意識できる随意筋の動きは

無意識にはたらく交感神経とのつながりが強い。

 

と、いうことは

寝ちゃダメな時は運動すればいいんです。

 

 

会議中は無理でしょ?!という方。

 

両手を合わせて強く押し合ってみたり

組んだ脚を強く引き離してみたり

 

見た目何ら変わらないけど力を加えあう

『アイソメトリック運動』なんていかがでしょう?

 

(ちなみにヨガはアイソメトリック運動の連続です♪)

 

同じ聞いてないんでも

船漕いで目立つよりトレーニングになります^^

 

ちなみに昔の私が会議中にやってたのは

”筋肉を揉んで血行を促す”こと。

 

ヨガを知る前のお話ですが…なかなか理にかなってましたね(笑)。

 

 

ヨガで深いリラックスを得る方法

生徒さんのウトウト率が高まる春。

 

クラス前のお話から最初の瞑想まで、

まぁよく沖まで漕ぎ出してる方の多いこと(笑)。

 

クラスにお集まりいただくこと自体

私にとってはありがたいことですがね。

 

クラスで扱うポーズの強度によっては

まったり取り組むと安全でない場合もあります。

 

 

だから

ウトウトさんの心身の移り変わりは

じっくり見てあげたいな、といつも考えています。

 

 

丁寧に目を配る過程で感じたのは

集中して動いた人ほど

クラス最後のシャバ―サナ(savasana)において

深いリラックスを得られている、ということ。

 

 

ヨガのシャバ―サナ(savasana)。

 

 

何にもしないで

ただ、横たわるだけのポーズです。

 

 

この「ただ」がやたら難しい。

 

↓「ただ、やる」の大切さに触れたコラム ↓

運動がなかなか上達しない、という方へ。

 

ヨガの指導者として

交感神経MAXの超緊張状態でクラスを担当し始めた時の話。

 

 

ある時のシャバ―サナ中に

そこに横たわる生徒さんお一人お一人が

突然、無性にいとおしく思えたことが

私の指導者としてのブレイクスルー体験でした。

 

それ以来、毎回生徒さんをじっと見守る

クラスの中でも特に大事にしたい時間です。

 

 

おそらくウトウトさんは

早くシャバ―サナが来ないかなと思っているのに

いざその時間になるとソワソワ落ち着かなかったり。

 

 

しっかりエネルギーを使い切った方が

スイッチoff後のチャージも質が高い。

 

 

どうやら充電池と同じ仕組みのようですよ。

 

 

リラックスを学びたくなったら

眠りといえば、羊ですよね。

 

ヨガのフリーペーパーYOGAYOMU

先日発刊された最新号のテーマはシャバ―サナです。

 

何でも初めて単体のAsana(ポーズ)で特集を組んだそう。

 

 

それくらい奥が深くて

自らの制御下で高められないシャバ―サナの質。

 

 

読んで学んでみたいな、という方は

スタジオエントランスにてYOGAYOMU、お配りしています。

 

 

身体で学んでみたい、と思ったら

どうぞSukhai YOGAのクラスにお越しください。

 

 

百聞は一見に如かず

案ずるより生むが易し

 

眠りの天才、Deco店長とお待ちしております

 

 

それでは今日はこの辺で。

 

明日もあなたの心に青空が広がりますように。

 

 

 


 横浜市金沢区のプライベートスタジオ
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